我が家は、両親ともにゲームに理解がある家庭です。
実際、ゲームをする時間の目安は決めています。タイムタイマーで時間を見える化しているので、基本的には時間で終えることができています(次男は声をかけないと続けるきらいがありますが)。
ただ、時間だけでは片付かない場面があります。
外から見ると「もうちょっとやりたいだけ」に見える子どもの抵抗も、ゲームの中で今何が起きているのかを知っていると、単なるわがままではない場合があることが分かります。
今回は、そうした場面で我が家がどんな声をかけているかを紹介します。
中身を知っていると、理由が見えてくる
マインクラフトのように、プレイしていると「ここまでやってから終わりにしたい」というゲームがあります。「もうやめる時間だよ」に対する抵抗は、外からは「わがまま」に見えるかもしれません。
しかし、その時にしている作業には自然な切れ目があります。途中でログアウトすると、次に困ることもありますし、せっかく進めたのに区切りの悪いところで終わってしまうこともあります。
中身を知っていれば、こうした事情を踏まえた声かけができます。

同じゲームをしていると、よくわかります
我が家であった2つの場面
場面1:洞窟探索に行こうとする次男
残り5分ほどのタイミングで、次男が「今から洞窟探索に行く」と言い出すことがあります。今から行くと、時間までに拠点へ戻ってこられないのが目に見えています。
そんなときは、「今から洞窟に行ったら、時間までに戻ってこられなそうだけど、別のことにしたら?」と提案します。すでに探索に出ている場合は、途中にある仮の拠点まで撤退するよう促したり、その場で安全地帯を作るよう提案したりします。
いずれも、時間内に区切りをつけられるようにするための声かけです。
場面2:時間内に終えられなさそうな時の長男
時間が来そうでも作業が終えられなさそうな場合の長男には、やりたいことの見当がついていれば、無理のない着地点を提示します。
例えば、「残り時間少ないし、持ち物の整理とスタミナの回復だけしてみては?」というように。中途半端なところで終えると、後で機嫌が悪くなるのが見えている場合は、早めに時間の区切りを見せるようにしています。
もちろん、子どもの機嫌を見て際限なく続けさせるわけではありません。決まりは決まりです。守ってなんぼのものです。「ここまでやったら終わり」と決めて、そこで区切ります。
どちらも、頭ごなしに「やめなさい」で終わらせるのではなく、かといって際限なく続けさせるわけでもありません。子どもの側にも、「なぜここで区切るのか」が伝わる声かけになっていると思います。
共感するだけでなく、ゲームを知っていること
こうした声かけができているのは、子どもの気持ちに共感しているからというより、ゲームの仕組みを知っているからだと思います。区切りのタイミングや、作業にかかるおおよその時間が分かっているからこそ、頭ごなしの禁止ではなく、具体的な代案を出せています。
「今、何をしているんだろう?」と考えます。ゲームを実際にやっているからこそ分かることもあります。
ゲームに詳しくない親の場合は?
両親ともにゲームに理解がある家庭だからこそ、できていることなのかもしれません。
もし子どもが遊んでいるゲームに少しでも興味があるなら、一度一緒に遊んでみるのはありだと思います。実際に遊んでみると、「なるほど。ここで終わるのは確かにちょっと困るな」と感じる場面があるかもしれません。逆に、「いや、これは普通にやめられるんじゃない?」と思うこともあるでしょう。どちらも、実際にやってみたからこそ分かることです。
まとめ

ゲームの時間を決めること自体は、我が家でも必要だと思っています。ただ、「時間だからやめなさい」だけでは、うまくいかない場面もあります。
ゲームの中身を知っていると、「今からそれを始めたら時間までに終わらないよ」「ここまで片付けてから終わろう」というように、具体的な声かけができます。
子どもの「もう少しやりたい」をすべて認める必要はありません。でも、その「もう少し」が何を意味しているのかを知ることで、親の声のかけ方は変わる。我が家では、ゲームを実際に遊んでいることが、その助けになっています。


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