
そこ通ったら濡れるでしょ!
そっちじゃなくてこっち!

こうした方が早いよ!
こういうことが、よくあります。
親の目線で「こうしたほうが早いのに」は、親は経験してきているから。一方で、子どもはまだ経験していないというパターンがけっこうあったりします。そしてこれは、子どもの年齢や環境に限りません。
気がつけば、子どもが行動する前に口を出してしまう。
親になって分かったのは、子どもの失敗を見守ることよりも、それを黙って見ている方がずっと難しいということでした。
ゲームも、水たまりも「失敗」が成長につながる

ゲームで強い敵に負けると、おそらく「次こそは!」となります。負けた理由や次につながる情報をおさらいしますよね。
幼い子なら、水たまりに入って靴が濡れてしまう経験も同じです。「靴が濡れると気持ち悪い」「帰ったら履き替えないといけない」。そんな経験をして初めて、自分で避けようと思えるようになります。
小さいころから水たまりを経験させてこなかった次男は、小学校1年になった今も水たまりが大好き。大きくなった体で遊んでズボンを濡らし、ようやく濡れることに気づいたようでした。自分で気づく体験というのは、本当に大切なのだと理解しました。
親が一番難しいのは「待つこと」
失敗する体験をするということは、見守るということ。もちろん、身の危険が及ぶような失敗は回避する必要があります。
先の水たまりの例では、靴や服が濡れてしまうところを見届ける必要があるし、その後の洗い物が増えてしまいます。親としては、できたら避けたい(なお、子どもは飛び込みたい)。先がわかるから止めたい訳であって、こどもからすると先のことは分からない。そんなこともあるんですね。
我が家が失敗を見守るために意識していること
うちの長男は、分からないことは確認してくることが多いです。見ている限り、失敗を回避するための行動に見えています。おそらく、我々親がそういう接し方をしてきてしまっているからでしょう。
なので、今からでも「一回やってみて?」と関わることを始めました。すごく困った顔をされることもあります。特に困難にぶつかった時は、癇癪を起すかのように暴れてしまうこともあります。いま、何にぶつかって立ち止まっているのか。よく観察して、自分のひらめきで解決できるよう接していこうとしているつもりです。
もちろん、できないこともあります。「わからない」と投げ出すのではなく、「助けて」と言える環境を目指したいものです。
子どもの「できた!」を奪わないために
子どもには失敗する経験も必要だと思っています。でも、それ以上に大切なのは、「困った」と言えること。そして、その「助けて」を安心して受け止められる親でありたい。私自身が「助けて」を言えなかった経験があるからこそ、そう思います。
子どもの成長を信じて待つことは簡単ではありません。それでも、「失敗しても大丈夫」と思える家庭でありたい。それが今の私の目標です。

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