適応障害で休職することになり、傷病手当金の申請をすることになりました。実際にやってみて、想像していたよりずっと大変だったので、記録として残しておきます。
考えられない頭で、申請書と向き合う
適応障害で休職している間、頭の処理能力がかなり落ちていました。物事を順序立てて考えること自体が、普段よりずっと難しくなっていた感覚があります。自分のしんどさを自覚していく時期とも重なりました。
そんな状態で、傷病手当金の申請書と向き合うことになりました。
見本を見ながら書き進める形式だったのですが、その見本自体を読み込むことが、まずできませんでした。頭が回っていない状態だと、お手本を理解して自分の状況に置き換える、という工程そのものにかなりの負荷がかかります。記入項目も多く、実際に書き上げるまで、日をまたいで3日くらいかかったと思います。
しかもPDFで入力するタイプの書類だったのですが、見たことのないエラーに何度もつまずきました。「OK」を押しても入力欄が消えてくれない、という謎の不具合があり、しばらく原因が分からないままでした。結局、他のタブを一度開いてから戻ると消える、ということに気づくまで、無駄に時間を溶かしました。
そもそも初めての申請だったので、仕組みそのものも、書き方の作法も分からない状態からのスタートでした。
医師の記入欄も、すぐには手元に来ない
申請書には医師に記入してもらう欄もあるのですが、これもすぐに手元に来るわけではありません。書類を受け取るまでにも、それなりの時間がかかりました。

病院に申請してから30日とか言われてびっくり。結果的に、そんなに待たされなかったけど…。
休職中なのに、連絡が来る
さらに負担だったのが、申請書について会社から「ここはこのままでいいの?」という問い合わせが来ることでした。休職中はできるだけ外部との連絡を断ちたい気持ちがあったのですが、そうも言っていられませんでした。
加入していた健康保険組合からも、内容の確認や修正の依頼が返戻という形で戻ってきます。一度出せば終わり、というものではなく、修正があれば何度かやり取りが発生することも覚悟しておく必要がありそうです。

PCで作ってしまえば、あとはコピーして日付を変えるだけの作業。
…と気づいたのは、体調が落ち着いてからでした。
会社経由で送る、という壁
在職中の申請だったため、書類は会社を経由して送る必要がありました。
3月上旬に会社へ書類を送ったのですが、そこから会社が発送したのは4月中旬近くになってから。そこからさらに審査に1か月以上かかり、実際に入金されたのは5月中旬でした。
書類を出してから、実際にお金が振り込まれるまで、2か月以上かかったことになります。
一番しんどかったのは、頼れる人がいなかったこと
正直なところ、内容そのものよりも、この状態でこの作業を一人でやらなければいけなかったことが一番しんどかったです。
布団から出たくない。集中力が続かない。PCの前に座り続けること自体がつらい。そんな状態でした。
我が家の場合、妻がPC操作を苦手としているため、この手続きは自分でやるしかありませんでした。誰かに代わってもらう、頼るという選択肢がなかったことが、余計にこたえました。
まとめ
- 頭の処理能力が落ちている状態での書類作成は、想像以上に負担が大きい
- 医師記入欄や会社経由の発送など、自分の意思だけではどうにもならない工程がいくつもある
- 休職中でも、会社や健保からの問い合わせ・返戻で連絡が来ることがある
- 申請から入金まで、2か月以上かかることもある
これから同じように傷病手当金を申請しようとしている方は、「時間がかかるもの」「自分だけではコントロールできない工程がある」ということを、あらかじめ知っておくだけでも、心構えが違ってくるかもしれません。
なお、審査期間や会社側の対応スピードは、加入している健康保険組合や勤務先によって差があると思います。あくまで我が家の場合の記録として読んでいただければと思います。

頼れる人がいたら、頼りましょうね


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