母乳量を増やすために意識した、4つのこと

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男児×2のパパ。子どもが生まれたときに一年の育休を取得。
子どもの好きそうなものを集めていくうちに、気が付いたら自分がハマっている。
男の子の好きそうなものを中心に、自分の趣味や子どもと一緒に遊べるものなんかを紹介する雑記ブログ。

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こんにちは。次男誕生時に育休を取得したpndです。


完母を目指していた妻。母乳量の少なさから、一度にまとまった量を与えられることができず、悩まされていました。じゃぶじゃぶ出ている人には分かってもらえない悩み、ありますよね。

一度に量でないから、頻回にあげなきゃいけない。
そうすると寝られないし、痛いし切れるし…

夜の寝られない日々が続いていますか?おつかれさまです。
寝られない日は、必ず終わりが来ます。うちのように1年くらい夜泣きするケースもありますが、大きくなった今、もう泣きません。安心してくださいね。

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授乳量が少ないと、悪循環に陥る

一回の授乳量が少ないと、以下のサイクルにはまってしまいます。

  • 授乳するが、与えられる量が少ない。
  • 吐き戻しの量が、相対的に多くなる。
  • 赤ちゃんは授乳後に寝るが、起きるのが早い。
  • 母は休む時間が短く、母乳の産出が少なくなる。
  • 与えられる量が少なくなる。
  • 睡眠時間が短くなる。

まさに悪循環ですね。
出産後すぐは、母乳量は少ないし赤ちゃんは良く起きるしで大変な時でしょう。出産という大仕事を終えて消耗した体に、睡眠不足という暴力が加わります。睡眠不足は不健康を呼び、配偶者との不仲を促進させ、ストレスも増え…不眠のサイクルには十分すぎますよね。頻回授乳を!と言われるまでもなく、頻回にするしか選択肢がありません。
泣く→あげる→すぐ起きる→あげる→寝られない→…のエンドレス。時々ミルクをがっつり与えて寝るような状態でした。

ぼく
ぼく

寝かせてあげるためにミルクを使用するときは、奥さんとの同意があった方が良いです。非常にデリケートな問題だと認識してください…。

不安の多い中でしたが、子どもの成長としては大きな問題はありませんでした。自分のところがどんな状態かな?と思いつつ見てもらえると嬉しいです。

結論:成長線の中にいれば、ひとまず大丈夫

1か月検診がありますよね。成長について、指摘されましたか?「脱水症状が出ている」「成長に著しい難がある」とか…大きな問題がなければ大丈夫。まずは落ち着いてください。
とは言っても、休めないし不安はありますよね。そこで、我が家での体験を交えつつ、効果のあった方法を紹介していきます。

我が家の場合…

長男の出産前から、妻は完母をめざしていました。
出産後の初乳はでたものの、入院中も退院後もなかなか量は増えません。睡眠不足は母乳量の減少を呼び、ストレスを抱えて精神的に辛くなる。
「なんてダメな母親なんだ」
本人にそう言わせてしまうような状態でした。完母という日本伝統のプレッシャーは、とてつもなく大きいものであります。

アメリカのママさん、ミルクにベビーシッター、自分は産後1月で働くそうです。すごい。完全に文化の違いですね。

まずは、健康になることを目指す

身体に良いごはんを食べてよく寝ると、母乳量が増えます。体調が良い状態を長く維持することで、自分のため、ひいては家族のためにもなるのです。

母体の健康が、子どもの成長から自分のストレスまで…いろんな要素に影響を及ぼします。対策しない手はありません。当時の私にガツンと言ってやってください。

自分の血肉を子どもに分け与えるって凄いなぁと思います。

食事を見直してみよう

出産後で生活が大きくかわり、大変な時でしょう。産後の身体のしんどさや頻回授乳、睡眠不足で悩まされているかもしれません。お風呂も入れず、ストレスが溜まります。

変化が多くて大変な時かとは思いますが、食事はきちんと摂れていますか?母乳は血液をもとにして作られています。水分が足りなければ血がドロドロになるし、栄養を摂れなければ血液中の栄養も下がってしまいますよね。

おススメは、白米と餅

妻が申しておりました。

「おっぱいをあげるとお腹が減る。だから食べる」
「白米を多く食べると、母乳量が増えている」
「今はあんまり食べたくないけど、母乳のために食べなきゃいけない」

よくよく考えてみると、自分のぶんと赤ちゃんのぶんの二人分。出ていくための栄養を賄う必要があるんですよね。

糖分だからとか、太るとかで白米の量を減らしている・食べない人もいるかもしれません。白米って、精米してあっても栄養価はきちんとあるんですよね。身体を冷やす小麦よりも、まずは日本人の主食である米を食べましょう。環境があれば、玄米がおススメ。お通じにも効果があります。

スタンスは人それぞれ

伝統的な完母を目指したいママさん。ほどよく付き合いつつ、旦那さんにもミルクの役割を任せているママさん。「スタイルが悪くなるから」と、ミルク育児に移行するママさん(偏見ですか?)。他にもいろいろな事情があるかもしれません。人によっていろいろな意見があり、そして個人によって様々なスタンスがあります。

我が家は基本母乳、頻回授乳でも賄えないときはミルクを追加で与えるスタイルでした。母乳量で悩んでいた妻でしたが、次男の時には缶ミルクは2個分しか買っていません(うち使用したのは1個と少しでした。)。

妻の努力の賜物であります。
夜中にも毎日毎日、何回も起きては本当によく頑張ってくれていたと思います。吸われれば痛くなるし、詰まるし、噛まれると出血するし。先に待つのはしんどいことばかりでしょう。便利な時代にはなりましたが、母と子の繋がり、ひいては愛着形成に関わる大きな要素ですよね。大事なことだと思います。

ミルクをあまり使わない場合、どんな時に使うかは示し合わせておいた方が良いと思います。

余談

赤ちゃんの目があきだしてからのことです。授乳しながらケータイを触ろうとすると、グイっと引っ張られたそうです。「関心を引きたい!」という赤ちゃんの意思を感じますね。

それはもう、餅のごとく。

水分は積極的に摂っていますか?

水分、大事です。私はあまり水分を摂らないタイプなのですが…。

母乳が血液をもとに作られることは上記でも記しましたが、血液は文字通り液体でございます。水分をあまりにも取らない血は、文字通りドロドロになります。採血のときになかなか出てこず、必要分が取れる前に固まってしまう血。見たことありますか?

…と、極端なことを言いましたが。

血液サラサラの方が、ドロドロな状態の時よりも流れが良くなることは想像できますね。それはそのまま、栄養の流れが良いことを意味するでしょう。血が薄い人は…酸化してない鉄剤でも摂りましょう。フェリチンの値とか、大丈夫ですか?

身体を冷やさないように、温かいものを心がけて

身体が冷えると、血管が収縮して血流量が減ります。無理のない範囲で温めていきましょう。同じ理屈で、たばこは良くないでしょう。

我が家では、ノンカフェインの生茶にお湯を足したり、西松屋とかで売ってるハーブティーを淹れたりしていました。

少々値が張りますが、おすすめはこちら。

AMOMA ミルクアップブレンド

母乳の出が気になるママのために英国ハーバリストと助産師が共同で開発したハーブティー。ヨーロッパや中国で授乳期の飲み物として愛用されてきた8種のハーブは、英国オーガニック認証取得または農薬を使用せずに栽培。

https://www.amoma.jp/products/breast_feeding/

このさらっとしたパッケージ。開けてみると、ちょっとスパイスっぽい匂いがします。ハーブとかいろいろ入ってると、こんな感じになるんでしょうね。
ハーブティーなので、もしかしたら味の好みがあるかもしれません。味見ができそうな環境であれば、一度お試しくださいませ。我が家では、しばらくの間定期コースでお世話になりました。

乳腺炎とかの疑いが出る場合は、黄色いパッケージのものがあります。緑にしろ黄色に白、開けてみて良い匂いがしたのなら、それは身体が欲している証拠。

赤ちゃんが欲しがる分だけ与える

大切だと思います…が、少なくて寝られないのがキツイ。私のように泣き声にも動じずに起きない(大迷惑!)男もおります。職場の先輩パパから「蹴って起こされる」なんて話も聞き及びましたが、責任感の強いタイプのママさんは抱え込んでしまいます。

でも、重要なことなんですよね。
当時の妻も、「あげてた方が出る気がする」と言っていました。いかにして休む時間を作り出すか?夫婦関係の見せ所です。

なるべく寝ること

赤ちゃんは、とにかく泣きますよね。腹減りにおむつ、不快感から機嫌までいろいろ。3時間ごとの授乳と言いますが、あげ終わってすぐ寝られないママさんもいることでしょう。うちの妻はそのタイプでした。おっぱいは代わってあげられないのです。

これが一番難しいかもしれません

なにせ、相手は赤ちゃんなのですから。赤ちゃんの起きる寝るは、私たちの一存で決められないことなので…。生後間もない赤ちゃんがいる家庭では、赤ちゃんが家の主導権を握っているといっても過言ではありません。夫婦で協力して乗り越えましょう。「俺を起こさないようにしろ」みたいな無神経なヤツはアウト。
もしかすると、3か月頃から夜泣きが始まるかもしれません。かなり負担のかかる時期になります。金銭的に問題がなければ男性の育休をおススメします。寝不足からの夫婦の関係悪化は避けられません。

漢方

実はこれが盲点。すべての人に勧められるものではありませんが、個人的おススメ。

我が家は、家族みんなで体調に合わせたものを飲んでいます。体調面や精神面など、自分の悩んでいる事があれば漢方医に相談してみることをお勧めします。私は胃腸系が弱かったり不安症があったりするのですが、飲み始めてから随分とマシになりました(お金がかかりますが…)。良くない状態が普通だったので、服薬を始めてからは仕事に対するスタンスが幾分か良い方に変わったように思います。

婦人科には定番があります

婦人科系におススメの定番があります。我が妻はツムラの23番を処方されました。飲んでいなかった長男の時と比べ、母体が落ち着いていたような?出生時体重が増えました。生まれが大きければ、子どもの発育は比べて早いように思います。

なお、効果を保証するものではありません。症状に対して効果のある西洋薬と違って、体質改善を図って症状の改善を目的とするものとなります。当たり前のことですが、薬は毒にもなります。お医者にかかったうえで、自己責任でお試しください。診療費こそ取られますが、薬局と違って3割負担で手に入ります。

おわりに

我が家のおすすめを紹介しました。

食事面はすぐに試すことができると思います。是非試してみてください。餅なんか、買ってきて煮るなり焼くなりして砂糖醤油で食べるだけです。簡単でしょ?磯辺も捨てがたいですね。

薬は、興味があれば試して貰いたいですね。東洋医学って、どうも難しそうなイメージがあります。病院で出される薬はだいたい錠剤とか顆粒とかだし。それだけ知識と経験が必要なジャンルであることは間違いないでしょう。冷えがあるとか胃腸が弱いみたいな体調面からその時の精神面まで、いろいろなものが考慮されるんですね。風邪に抗生物質でも出しとけ、というものとは違いますし。

みかんの皮とかシナモンとか小麦とか、覚えのある食品たちが含まれる漢方もあります。面白いでしょ?

話がそれました。

母乳に限らず、イライラなんかもそう。自分の体調不良が、家族関係、引いては赤ちゃんとの関係に繋がっていきます。体調と環境を整え、余裕をもって愛着形成を目指していきたいですね。

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