こんにちは。
においつわり、ありますか?つわりの程度にもよるとは思いますが、「犬並みの嗅覚」なんて言うそうです(妻情報)。みなさまいかがでしょうか?私は男の身なので比べるのもどうかとは思いますが、それでも匂いに関心が向いてから世界が変わってしまいました。今まで気にも留めなかったなかったものが急に臭く感じられて戸惑い、
こんなに匂いに囲まれていたのか!
と驚いたものです。気が付いたら第一歩。少しづつクリアな環境にしていきましょう。
とはいえ、自分の思い通りにならないのが外出時。におい当事者の「これはしんどい」とか、付き添い者の「こんなところで困っているのか」という気づきとなれると信じて、記していきます。
匂いに関心がないそこのあなた、身近に困っている人がいるかもしれませんよ?
こんなに危険!香害社会
においに狂ったこの世の中、人の中を歩けば至る所から匂いが飛んできます。どれもこれもメーカーのCMのおかげなのですが…私はあの手のものは苦手です。この数年でかなり露出が増えました。売れるんでしょうね、匂いに過敏なのはほんの一部なのでしょう。気にならない人はそれでいいでしょうが、「化粧キツイ系」とか「〇〇ビーズ」、「高校球児か」みたいなのもいますよね。勘弁して頂きたい。匂いはにおいで隠せない。いずれも自分が満足するためだけのものだと思うので、私はつわり期間に関係なく近寄りたくありません。ほんとに。
受け取り方ひとつで意味合いが変わります
私は今まで、匂いにあまり関心を向けてきませんでした。匂いを察知しても、それに対して意識を向けることがなかったのです。くさいなぁ、というくらい。
冒頭でも書きましたが、妻の匂いつわりを機に世界が一変しました。「世の中はこんなにもにおいで溢れていたのか」と驚きました。つらい。
「いいにおい」として認知できる人か、「危険だ」と認知するかで180度変わるものなのでしょう。
「においが付くからいいんじゃない!」
と職場の女性に言われ、ひとつカルチャーショックを受けました…!
古いものを処分する時に気が付きます。一昔前に片付けた衣類とかぬいぐるみ、挙句は物にまでにおいが染みついていることに驚いたものです。めっちゃくさい。
ちょっとした不満
香水(ビーズ系)のひとは、産婦人科の待合室にもいます。匂いに過敏でない人はこのページを見ていないでしょうが…。つわりの程度には差があることは承知していますが、体調の悪い人が人が集まる場所です。ほんの少しだけでも、周りの人に配慮してもらえると嬉しいです。“病院は社交場”と同じ理屈なんでしょうか。体調が悪くないのは良いことなのですが。恨めしい。というか、病院だとすら思ってなさそう。
我が家は匂いがダメだったんで、待ち合いから少し離れてアナウンスが聞こえるギリギリで待機してました。自販機の近くだったんで、他の人からちょっと嫌な顔はされます。発生源を前に、空気清浄機なんて意味ないですからね。「今日はお客さん少ないし大丈夫そう」なんて言って座ってたら、後からにおう人がやって来てダメだったパターンとか。当然、妻と目を合わせてそれとなく逃げました。私が気づかなかったパターンもあったような。
トイレの芳香剤もキツかったそうな。やはり、困ってるのって圧倒的少数なんでしょうね。…緑の玉の方がまだマシだと思いません?あきらめつくし。
結論!においのもとには近づかない!
基本的には“人が多い場所に近づかないこと”が最善策です。
出先で見えない匂いを回避することはかなり難しいことと思います。我が家では、妻に後ろを歩いてもらいました。私(男)が少し先を歩いてにおいを感知する、パラボラアンテナなわけです。先に気づけた場合は妻に目線などで知らせ、回避を図りました。先にいても気づかないケースはありますが、けっこう有効なケースはありました。そんな時に注意したいポイントをいくつか紹介します。
香水とかつけていそうな人
距離感は3メートルほど。人は見た目が9割とは言いますが、まさにその通り。近づかないほうが良さそうだと思ったら、だいたい当たりです(失礼)。近づかなければあたりも外れもわかりませんが、まずは自分が嫌な思いをしないことが重要です。リスク回避しましょう。見た目のわりに意外となんもない人もいます(超失礼)。なお、逆のパターンは少ないです。屋内の場合、要注意人物が通った道には時間を空けてから侵入しましょう。もやもやが尾を引いていることがあります。
総菜コーナー
見える範囲。おなかが減っていると魅力的なエリアなのですが…。酸化した油の危険なエリア。
食べ物がそこに居続けるんで、とにかく場所から離れるしかありません。
換気扇の室外機
風の範囲。スーパーの裏とか、ショッピングモールの立体駐車場に置いてあったりします。屋外なので、範囲はそこまで広くありません。
スーパーのスイングドア
目の前2メートルぐらい。つわりじゃなくてもちょっと鼻につきますよね。とはいえ、働いてもらっているおかげで安心して買うことができます。いつもありがとうございます。
とはいえ、精肉コーナーの近くって独特ですよね。
加齢臭
2メートル以内。性別は関係ありませんが、気が付いてからのパンチ力はなかなかのもの。昔に比べてエンカウント率が下がったような気もします。
洗濯洗剤、柔軟剤、入浴剤コーナー
言わずもがな。用事がない限りは近寄らないのが吉。我が家で使っていた、匂いのない(少ない)洗剤とかは別記事で紹介します。
カー用品コーナー
主に芳香剤の匂い。紫と黒の筒形みたいなやつのイメージ。ちなみに、クリップで止めるタイプのやつとかも車内では結構な匂いがしています。あれって使うのをやめても車のエアコンにしばらく残り続けるんですよね。においつわりが発覚した場合は早めに外してしまいましょう。
お昼近くのエレベーター
フードコートの近くだと、肉の焼いたにおいとかいろいろ混ざったものが詰まっています。そうでなかったとしても、自分より前にジャンクフードを持ち込まれていると大変。赤と黄色のハンバーガーとか、ショッピングモールの定番ですよね。
逃げ場もなく、乗るのならひたすら我慢するしかありません。
こんなところにも注意を…!
駐車場で、よその車の扉が開いた時も要注意。本人らは気づいていません。黒と紫のアレが、ありありと目に浮かぶようです。くさい。
まさに、ステレオタイプというやつでしょう。トイレに金木犀と同じような感じ。
あとは近所の洗濯物ですね。窓を開けると、お外からひょいっとやってきます。環境問題は避けることができません。まさに近隣運ですね。
おわりに
初めのほうにも言いましたが、“人が多い場所に近づかないこと”が最善策です。とはいえすべてを回避することは難しい上に、行かなきゃいけない用事だってあります。代わりに行ってもらう、ネット通販で調達するなどできるところから対策しましょう。匂いの記憶はかなり残るものです。無理せず、ひとつづつ不快感を取り除いていきましょう。
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