【本レビュー】100万人が信頼した脳科学者の 賢い子になる子育てバイブル

絶対に賢い子になる子育てバイブル レビュー こども
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男児×2のパパ。子どもが生まれたときに一年の育休を取得。
子どもの好きそうなものを集めていくうちに、気が付いたら自分がハマっている。
男の子の好きそうなものを中心に、自分の趣味や子どもと一緒に遊べるものなんかを紹介する雑記ブログ。

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新米プレパパ
新米プレパパ

奥さんが子どもを授かったけど、
今から知っておいた方がいいことってないかな…?

本記事は、こんな悩みを解決していきます。

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「正しい子育て」とは、「正しく脳を発達させること」です。

子育ての情報は山ほどあります。ネットで調べたこと、親から聞いたこと、保健師さんの情報…。身近な人から聞いたことはついつい信じてしまいがちですが、その人がいうことにはどんな根拠があるのでしょうか?

「私はこうやって子育てしてきた!」
たぶん、こんな感じ。でも待ってください。すべての子どもに、あなたのお母さんがしてきた事と方法が効果的とは限りません。活発な子と物静かな子とでは、アプローチの仕方は違うことはわかりますよね?

この書籍では、脳科学者が研究した根拠をもとに有効な方法が紹介されています。

全世界でシリーズ累計100万部超!

新米ママパパたちの「これ、本当?」をすべて解決!

最新科学で証明された「子どもの脳にいいこと悪いこと」をお伝えします。

「正しい子育て」とは「正しく脳を発達させること」です。

ダイヤモンド社 百万人が信頼した脳科学者の賢い子になる子育てバイブル

本記事で紹介するのは、コチラの書籍。

子育てのために購入した本のうちのひとつ。この本を読んで衝撃的だったことは、自分が今とっている行動には、親の行動が強く影響しているという事実。ほんと、驚きというか納得感というか…すとんと収まりました。私が思い当たったのは、主にこの二つ。

  • こどもと歩く時の位置取り
  • 夫婦喧嘩の光景

自分の同性の親(父親)と同じ行動をしてるんだな、と納得してしまいました。なお、著者が挙げていたのは、「家族の出発準備が遅くて頭に来た時、車にどすんと乗りこんでカギをシートに投げる」でした。私は、この本を読んでから、些細な行動でも「親の影響がこんなところに!」という発見をするようになりました。30超えてこれですから、親が子供に与える影響というのは本当に大きなものだということですね。

「うちの子、どうしたら賢くなりますか」

そもそも、あなたが思い浮かべる賢い子ってどんな子ですか?
・IQが高い。
・お手伝いを率先してできる。
・本が好き。
・勉強できる。
・テストで好成績を収める。

それっぽいのを、いくつか挙げました。どんなイメージがありますか?自分の中のイメージを浮かべつつ、「子供に対して何をしてあげられるか?」を考えてみてください。

賢いってどういこと?

そもそも、「賢い」ってどういうことなのでしょうか?大半の親の理想は、
・子どもが学校で良い成績をとって
・良い学校に行って
・良い会社に入って
・不自由のない生活を送る

…と、こんな感じではありませんか?
我が子に「賢くなってほしい」という望みは、「いい学校に入ってほしい」という意味合いが強くあるのかもしれません。どこの親も、成績がいい方が喜ぶものですから。

でも、少し待ってください。
理想の学歴と、あなたの子どもの望み。適正…ほんとにそれで合ってますか?「東京大学の院卒でも、社会ではうまくやっていけなかった」というケースがあるように、勉強できる=賢いではありません。
では、親は何を願えばよいのでしょうか。

目指したい”賢さ”

著者は、以下の二点を必要不可欠な要素として挙げています。

進化の観点からみると、「記憶力」すなわち「結晶性知能」と、「即興性」すなわち「流動性知能」という二つの能力を組み合わせることで、私たちは生き延びるうえで有利な二つの行動をとれるようになった。
つまり、ミスからすばやく学ぶ能力と、そこから学習したことを状況に適応させる応用力を駆使して、生き延びてきたのである。

引用元:絶対に賢い子になる子育てバイブル p130

良いことが書いてありますね。

悩める人
悩める人

うちの子、どんな知能に恵まれるんだろう…?

完璧な子は、ほんの一握りでしょう。自分のこどもを見るにあたって、以下の5つの要素にわけて考えていきましょう。

  • 探求心
  • 自制心
  • 創造性
  • 言語を使うバーバル・コミュニケーション
  • 言語を使わないノンバーバル・コミュニケーション

これらの5つの要素は、新生児期から確認できるものである、とされています。
…と、プレママパパ向けの記事なので、このあたりは割愛。気になったら、実際に本を読んでみてください。

さて、新生児期に親がしてあげられることは何か?本書の前半部分から、我が家での経験も交えて紹介していきます。

新生児期に親がしてあげられること

なるべく一年は母乳で育てる

母乳には、粉ミルクには含まれていないアミノ酸などが含まれているといいます。
…が、著者は日本人ではありません。そして、私も粉ミルクの栄養価については良く知りません。
あ、母乳とミルクの発育では、体格に差があるように見えます。母乳育児では、身体がキュッと引き締まっているように見えませんか?

妻が2人分の母乳育児を続けてきた経験から、いくつかポイントを紹介します。

母子が触れ合う時間をもつ

手のひらの哺乳瓶で接するか、肌で接するかの違いですね。粉ミルクでも大きくなることはできます。
「SNS見たいし、泣かれるとちょっと邪魔くさい」なんて思う人もいるかもしれません。でも、考えてみてください。あまり視力の良くない 赤ちゃんにとって、世界のすべては家の中と両親だと思いませんか?自分の手で育てた感も違うことでしょう。

赤ちゃんは、ママのことを見ている

赤ちゃんも大きくなってくると、当然余裕が出てきます。じーっとしていると、ママのことを観察してくるんですって。下を見ると赤ちゃんと目が合うの、なんか良いですね。でも、テレビとかケータイを見て関心を向けていないと…
「歯(ぐき)を立てる」
「唸りながら餅のごとく引っ張る」
…ということがあったそうです。「もっと見て!」という無言のメッセージですね。

めっちゃ痛い

量出ないと噛まれる、切れる、出血する、乳腺炎になる、痛いけど吸ってもらわないと更に詰まる、熱出る…。
子どもによるかもしれませんが、兄弟ともこんな状態でした。妻には頭が上がりません。もう、意地だったのでしょう。

完母、目指しますか…?

うちの妻は、母乳の量が出ずに苦労したタイプでした。
完母を目指そう!というと「母親の負担になる」という意見があります。ごもっともです。出ない人からすると、悩みの種でもあります。「どこまで頑張るか?」というのは、個々人の事情に合わせるしかないと思っています。ミルクだと悪い、という訳ではありませんから。負担を感じすぎてノイローゼになっては、元も子もありません。

赤ちゃんと同時に視線が向き合うような関係が、愛着形成の良い姿なのではないでしょうか。
子どもの前でケータイ見てたら良くないですね、ほんと最近緩んでて反省してます。

妊娠が発覚したら、すぐに読んでもらいたい

関係が夫婦→親に変化する

私の親の話ですが、父が母に対して「かあさん」と呼んでおりました。サザエさんとこもそうですが、古くからの習わしでしょうか?「夫婦」と「親」という二つの関係性になるイメージで大丈夫です。

「私はあなたの母ではありません!」というツッコミ。
昔ながらの、かなぁと思います。

大半の夫婦の関係が悪化する

想像できますか?新生児期には、それはもうよく泣いてくれます。夜も2時間とかで起こされ、おむつを替えて、おなか一杯になっても寝てくれない日には…。睡眠時間が減ると、余裕がなくなります。育休期間中でなければ、家で見る人の負担はかなり大きいものでしょう。

夫婦喧嘩の原因と対策

親同士の喧嘩、なんか子どもに見せたらいけないというイメージがありませんか?私もそうでした。そして、自分の親もそうしていました(皿が割れる音は時折聞こえましたが…)。

でも、子どもの目線から見ると、
「おやが喧嘩を始めた」
「なんか急にやめたけど、険悪な状態」
「知らない間に解決してた」

…と、こんな感じでしょうか。
本書では、「親同士の喧嘩は、解決するところまで示すように」と書いてあります。これがまた、私にとっては意外なことでした。自分の親も同じようだったし、世間の大多数は夫婦喧嘩は見せるべきではない、と思っているのではないでしょうか。

解決するところを子どもに見せられれば、喧嘩の解決方法を学ぶことができます。子どもの喧嘩なんてこの先あることだし、
「喧嘩は知らない間に解決しているもの」だなんてイメージがついても困ります。

夫婦間でルールを統一する

「母はゲームさせてくれないから、父に頼む」
こんな感じ。まさに我が幼少期。子どもからしたら、たまったものではありません。そもそも、大人の都合なんか子どもには関係ありません。
・どんな条件でさせてもらえるのか?
・どっちに頼んでも同じ結果が得られるか?
この辺を共通のルールにできたらいいですね。
「ゲームは一任してパパの許可が必要!ママは絶対させない。」でもありかな?なんにしても、きまぐれで許可を出すことは避けるのが無難でしょう。

参考になったところ

ほかにも、いろいろなことが書いてあります。以下、参考まで。

  • 無意識に刷り込まれた、親の行動が見えてきます。
  • 自分の幼少期からの疑問が解けるかも
  • 多すぎても少なすぎてもダメな法則(難しい!)
  • なぜ赤ちゃんは泣くのか?

結び

「賢い子になる子育てバイブル」から、一部を紹介してきました。
・胎児期にクラシックを聞かせても、音を覚えてるだけ。
・知育って、ほんとに意味あるの?
・幸せな子がもつ気質
その他、様々な疑問や留意することが記載されています。興味深いことばかりなので、目次を見て関心があることから順に読み進めることをおススメします。

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