つわりの人におすすめしたい。我が家で使った、無香料洗剤4種

こんにちは。2児の父のpndです。

この記事では、においつわりに苦しんだ妻が大丈夫だった洗剤を紹介します。においつわりに苦しんでいる人、家族がにおいで困っている人のしんどさを解決します。

我が家はこんな状態だった

妻が妊娠中、妊娠悪阻で、1日の大半を布団で過ごしていました。つわりで起こる症状のほとんどを網羅し、吐きつわりの後には食べづわりまで来る始末。もちろん、匂いつわりも例外ではありません。
何もしていなくても常に気持ちが悪く、一日に何度も嘔吐を繰り返し布団からなかなか出られない毎日が続きました。

家の中にいれば、手を洗う機会があります。洗濯もしないと、どんどんと溜まっていきます。そしてその洗濯物には、乾いてからも洗剤の匂いが残るんですよね。普段はさして気にも留めないものですが（〇〇ビーズとか使ってない）、匂いつわりとなれば話は変わります。普段は気にも留めないにおいを感じ取ってしまうようになるわけです。

妻によると、「犬並みの嗅覚」らしいです。
窓を開ければ、下の階の人の洗濯物の匂いが立ち上ってくる。近所の家の食べ物の匂いが漂ってくる（玉ねぎとか肉とか…！）。手を洗えば、使った石鹸の匂いが手にしばらく残る。着ている服からは、ふいに洗濯洗剤の匂いが漂ってくる。トイレに行けば、当然匂いが出る。部屋の絨毯からも匂いがする。シャンプーが臭いから使いたくないけど、洗わなければ横になっていても自分の頭皮の匂いが下りてくる…。

そんな嗅覚の中で生活をすれば、当然あれもこれも刺激となり嘔吐のトリガーとなってしまいます。そりゃ当然ですよね。

つわりの症状は、人によって異なります。そして、その匂いに対する感じ方もまた、人によって受け取り方は違ってきます。どうぞ、参考程度にお付き合いください。

結論

以下、つわり中に我が家で使用してきた洗剤を紹介していきます。

サラヤ　ヤシノミ洗剤

我が家がたどり着いた洗濯洗剤はこれ。
条件はもちろん、変なにおいがついていないこと。そして、この商品は匂いが気になりません。「石鹸の匂いなら大丈夫」という妻の評価でしたので、出産してしばらくするまではこれを常備していました。
行動範囲内のホムセンとかドラッグストアでは調達できるものとして、我が家ではヤシノミ洗剤が選ばれました。

無香料・無着色で肌にやさしい
せんいに残りにくい洗浄成分に加え肌刺激の恐れのある合成香料・着色料・抗菌剤など無添加。蛍光増白剤（蛍光剤）・漂白剤も無配合で色柄や風合いを守ります。

https://www.yashinomi.jp/products/sentaku.html

「あかちゃんの洗濯には、赤ちゃん用の洗剤で別に洗いましょう！」というお触れがありますよね。そんな肌に悪いものが入ってんの？と、常々疑問を感じていました。この洗剤なら、赤ちゃんの洗濯にもこの洗剤を使うことができます。「いつになったら大人と同じ洗剤が使えるかな」とか気にする必要はありません。場所もくわないし、管理の手間が減りますね。

洗剤は毎日使うし重たいので、ネットでサクッとまとめ買いするのがおすすめ。

柔軟剤

我が家では、この頃から使わなくなりました。そして、これからも使うことはありません。使わなくなると、必要なくなるんですよね。洗濯物に匂いを付ける必要なんてないし、使う理由がなくなってしまいました。テレビCMでも目に付く機会が多いですが、ホント狂った世の中だなぁと思います。

ミヨシ　無添加せっけん　泡のハンドソープ

こちらも、調達のできる範囲で選びました。イオンとかにも置いてあります。
洗浄力にも問題なく、普段使いで使うことができます。出先などで普通のハンドソープを利用すると、独特な匂いや泡切れの悪さなどに気づかされます。白いボトルのよくあるやつとかね、くっさい。

サッと簡単に手洗いができる泡状のハンドソープ。手肌にやさしい無添加の泡が、汚れやバイ菌をしっかり落とし、必要なうるおいを残しながらさっぱり洗い上げます。お肌の弱い方や敏感肌の方はもちろん、手洗いが苦手な小さなお子様にもおすすめです。RSPO認証原料、サトウキビ由来のバイオマスプラスチックボトル使用。

https://miyoshisoap.co.jp/collections/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%97/products/miyoshi-hand-soap

けっこうサラサラな液体なので、待ち時間が少なくて詰め替えが楽ちんですね。リフィルのパッケージが少々独特な注ぎ口になっています。横一線にぴーっと切って、その中央が注ぎ口になっています。初めは驚くかもしれませんが、すぐに慣れることでしょう。

使用感に問題なく、匂いが気にならないのでおすすめです。

無印良品　バスソープ

液体のボディソープ、使うのをやめてしまいした。
大概のボディソープには、匂いがありますよね。あきらめて使えば二度と使えなくなり、その先に影響を与えるかもしれません。
今の時期だけだろう、と割り切って、無印良品の固形石鹸を使うことにしました。この先使えなくなっも困らないだろう、という判断です。

この商品からは、添加物っぽいにおいがしません。石鹸の匂いがするだけなので、諦めがつきました。
我が家では、イオンの感謝デーとかに2個入のを買っていました。

子どもが大きくなった現在も、液体のボディソープには戻らず牛乳石鹸に代えて使用しています。コスト面もよく、どこでも買うことができるでしょう。こどもが大きくなってから、「ちょっと匂いがあってもいいかな？」という時の選択肢になるかも。

なんてったって、子ども受けがします(汗
しばらくは赤箱を使い続けるでしょう。石鹸が小さくなったときに難儀しますが、ボトルの底がヌルヌルしなくなるんでストレスは減るかも。
青箱はさっぱり系、赤箱はしっとり系です。妻は赤箱が好みだそうです。青はちょっと強いそうで…。
ただ、赤箱の方が青箱よりも高いです。夏は青、冬は赤とかで使い分けるのもありですね。ベルマークも付いてるんで、兄弟で集めてたりしたらおススメ。

野菜・食器用　ヤシノミ洗剤

ピッカピカの透明なんですよね。食器洗剤って、こう、色付きのイメージありません？こちらのメーカーサイトでも“精製度の高い品質を証明する、無色透明の輝き”と書かれています。
洗い物が嫌いでイライラしながらすることもあったのですが、目の前に置いてあるヤシノミを見て意識を飛ばしていました（汗
ピッカピカでかっこいい（しつこい）。

1971年の誕生以来、手肌へのやさしさと高い生分解性をもつヤシの実由来の洗浄成分を使用し、洗浄には不要なものは入れない”無香料・無着色”にこだわった環境にやさしい植物系の洗剤。

https://www.yashinomi.jp/products/yashinomi.html

ヤシノミシリーズは環境に配慮していることを謳っています。毎日使うもので環境に貢献できるって素敵なことですよね。
とはいえ、油ものに対して少々弱い一面があります。我が家では、やむなくJOYも一緒に置いていました。最後に油ものを残しておき、JOYで処理してしました（JOYは匂いがするので、換気扇併用でなるべく最小限の使用に努めていました）。

哺乳瓶もこれ一本で洗っていました。哺乳瓶洗いの洗剤まで台所に置くと、ごちゃごちゃして嫌なんですよね。あっちも何だかんだ匂いあるし、将来性もあると思います。

使えなかったものたち

個人差のあることだとは思いますが、匂いつわりのときに使えなかったものを紹介します。こちらも参考程度に！

アリエール 無添加さらさ

赤ちゃんの洗濯に使えると謳っていたので購入しましたが…。「やさしい柑橘の香り」とありまして残念ながらお蔵行きとなりました。（妻は添加された柑橘系の匂いが苦手でして…）

追記　第一線に返り咲きました。

産後から年半もすぎ、普通の洗剤も使えるようになったのですが…。
4歳になる、肌のあまり強くない長男が肌荒れを起こし始めました。匂いも大丈夫になっていたので、残っていたこれで洗ってみたら…肌荒れがよくなりました。ということで、子ども用は「さらさ」が第一線に返り咲きました。洗浄力の強さなのか、はたまた成分なのか…。ほんと、普通の洗剤って何が入ってんでしょうね？

ヤシノミと比べて大容量で買うことができ、比べるとコスパに優れています。つわりの程度によっては使用することができるかもしれません。赤ちゃんの衣類に使用することができるので、条件次第では検討しても良いかと思います。においがあるんで、自分の具合と相談して試してみることをおススメします。

食器洗剤　JOY

洗浄力があってよいのですが、いかんせん匂いが気になったようです。換気扇つけて離れた所にいてもわかるんですって。油ものに限って使用していました。
他と比べてわかる、泡立ちめっちゃいいですね。なにがはいってんだろ？

おわりに

匂いつわりに限りませんが、「つわりは外界の危険から母体を守るためのもの」と解釈することにしました。胎児に有害なものをいち早く察知し、危険を回避するためのもの。いわば、センサーが鋭く反応しているってことですね。身体の中で命を育てていく以上、ある種の本能かもしれません。つわりに困っているママさん、納得できませんか？
とは言ってみても、辛い思いをするのは本人なんですよね。しんどさを労いつつも、引き続き協力は惜しまないようにしましょう。

匂いつわりで困っている方の参考になれば幸いです。